【ヨーロッパ・SIMカード】日本で事前購入 安い！早い！簡単！

私（かずふ～）は以前は現地でSIMカードを調達していましたが、アジア旅行の際に事前購入が便利と分かり、今回ヨーロッパでも日本で事前購入したSIMカードを使用してみました。実際に使ったのはドイツとフランスの2か国です。実際に利用した際の情報です。

日本でSIMカードを事前購入して使用しました

今回購入したSIMカードは以下です。「KPN WeChat Go SIM Card」

中国のWeChat(Lineみたいなアプリ) の会社(テンセントという香港で上場しているメジャーな会社)が販売しているSIMカードのようで、KPNというオランダの通信会社の海外ローミングを使用して欧州各地で使えるようです。

私は以下の商品をアマゾンで購入しましたが、キャッシュレス支払い還元を含めて支払金額は税込み1,501円でした。価格的なお得感はありそうです。

ちなみにフランス・パリのシャルルドゴール空港にあるRELAYというコンビニのようなお店で見たところ、ORANGEやSFRなどメジャーな携帯電話会社のSIMは30ユーロ以上（3,600円～くらい）していました。14ユーロのものもありましたが、これも同じようなSIMカードでしょうか？聞いていないので詳細情報がわかりませんが、いずれにしてもこのWeChatのSIMカードはそれらよりも安いですね。（詳細が良くわからないのも現地で買うデメリットかもしれません）

設定方法

設定方法については、私が買ったSIMカードは、販売会社の方で日本語のマニュアルを同封してくれていました。

基本的な手順は以前アジアでSIMカードを使った時とだいたい似たような感じなので、とりあえずマニュアルは読まず勝手に進めてみますw。

まず私のスマホはnanoSIMなのでその大きさにSIMを切り取ります。

次にスマホのSIMが入っているトレーをピンで押し開けて入れ替えます（ピンは付属していなかったので別途持っておく必要があります・普通のクリップとか細いものがあれば開けられます）。私はドイツへ向かう飛行機の中で入れ替えておきました。

その後行ったことは、

1）データ通信のローミングを「オン」にします

これはオランダの回線をローミングで「オランダ以外の国で使う」ということだと思います。これをオンにしないとデータ通信の「3G」が表示されません。

2）すでに入っている日本の格安SIM用のプロファイルを削除します

これは場合によっては削除しなくても事前購入したSIMが使えるようになる場合もありますが、今回は到着時に電波は掴むもののデータ通信が出来なかったため削除が必要でした。

プロファイルを削除したところ、最初に接続された現地キャリアとは別の「Vodafone」につながってデータ通信が可能になりました。

日本の格安SIM用などのプロファイルが入っているとそれが障害になるようです。日本に帰国して元のSIMカードを使うときにはプロファイルを再度インストールする必要があります。

今回はこれで通信が出来るようになりました。ドイツ・フランクフルト空港に到着した直後はSIMカードを入れただけだったのでデータ通信が出来ませんでしたが、その後上の2つの手順をしたところうまくいきましたので、うまく通信できない場合はこれら手順をお試しください。

フランス・ニースに着いた時は、到着して機内モードを解除するとしばらくして「Bouygues」というフランスのキャリアにつながり、データ通信も問題なく出来ました。街中で昼頃に計った時は回線速度は下り59Mbpsでした。

2日目の途中で接続キャリアが「SFR」に代わっていることに気づきました。引き続き特に問題なく通信できているのでOKですが、色々な会社と提携して接続されるみたいですね。

その後ニース市内や郊外で使っても特に問題なく通信出来ました。

その後パリへ移動しても、帰国までの約1週間ほど何の問題もなく使えました。

価格も安く、結果的にトラブルもなくなかなか便利な体験でした。通信は3GBまでですが、通常はホテルなどにWifiなどもあるので、ちょっと節約して使えば問題ない量かなと思います。日本でwifiルーターを借りたりするよりもかなりお得に使える感じです。

もっと通信量が必要な場合は、もう少し高くなりますが通信量の多いSIMカードも各種販売されています（私は使ったことがありませんが、カスタマーレビューを見ればある程度その商品の品質なども理解出来るのではないかと思います。）

最近の海外旅行では続けてSIMカードを日本で事前購入してみましたが、いまのところすべてお得でほぼ問題なく使えましたのでどうぞご検討ください。ただすべての商品が同様とも限らないので商品選びはご慎重に！