トラベルの語源はトラブルと聞いたことがありますが、今回はまさにそんな感じの出来事でしたw。いわゆる「30日ルール」に引っかかってしまいました。
- 結果的にはタイで搭乗、ベトナム入国できました
- タイでのチェックイン前にウェブ上で緊急ビザ発行対応が必要でした(所要時間30分~)
- ベトナムの空港に着いてビザ取得手続きが必要(10分以内で完了)
- 必要なのは「93USドル(うち25USドルは現金必須)」「Eメールアドレス」「英語力」
※この「30日ルール」は2020年7月に廃止されるという情報がありました。それまで皆様が引っかからないことを祈りつつ私が経験した情報を残しておきます。
問題発覚
私、以前ベトナムに行った時は、単純に日本とベトナムの往復だけで他の国には行きませんでした。入国は当然査証免除で処理されて特に問題ありませんでした。なので(?)、ベトナムのビザについてあまり気にしていませんでしたが、出発の1日前になって念のためウェブサイトでベトナムのビザの件を見ていたら(このギリギリでやっているのがトラブルの根本原因ですw)、ベトナムに査証免除で入国したあと30日以内の再入国にはビザが必要、という情報を見つけました。
航空券の購入は、東京〜ダナンとダナン〜チェンマイを別々にとっていたからか、特に誰からも指摘はなく(ビザについては搭乗者自身の手配となっているので通しで航空券を買っても同じ状況かもしれませんが)、ビザはもちろん手配していないですし今からやっても時間的に間に合わなそう。そこでウェブでいろいろ情報を調べてみました。
で、見つけた情報を総合すると、
- 30日以内の再入国にはビザが必要
- ベトナムから第三国(日本以外)に出国し戻ってきた場合、日本へ戻るチケットがあり15日以内の滞在ならアライバルビザを取れる(この情報が認識されていない問題と思われる)
ということで、じゃあベトナムに戻ってくる時にベトナムの空港で到着時にビザを貰えばいいじゃん、という結論でこのまま旅行に行くことにしました。
在ベトナム日本大使館の「ベトナム出入国管理情報 (一方的査証免除入国対象の外国人に対する特例措置)」
私が見つけたのは以下の情報です。帰国後再度読んでみましたが、結局エアアジアのチェンマイ空港の係の人がこのことをよくわかっていないということですね。(以下に書かれている2番の件です。航空会社によってはこれを十分理解していないケースがある…と書かれていますが、まさにその通りだったように思います。)
チェンマイ(タイ側)空港チェックイン時に
ダナン〜チェンマイの往復はエアアジアの直行便のチケットを取っていました。
当日チェンマイの空港に朝5時半頃到着しチェックインです。まだ窓口はガラガラでした。

すると係の人が「あなたは30日以内にビザなしでベトナムに入っているから、今回入るにはビザが必要」との説明。私は調べてあった上記の情報を伝えたところ、何やら電話で確認してくれます。で、結論は「アライバルビザが取れるのは、同日に乗り継いで日本に帰る便の人のみで、何日か滞在する場合はあてはまらない」とのこと。(この理解が航空会社の認識不足というのが事実ではないかと理解していますが…)
そう言われてしまうと話が進まないので、ではどうすれば良いかと聞くとvietnamvisacorp.comというウェブサイトで緊急ビザを申し込まないといけないとのこと。
チェックインカウンターのPCで親切にそのウェブサイトを見せてくれて、220USドル払って手続きを!とのことでした。
これも帰国後再度詳細調べてみましたが、このウェブの会社は「ベトナムの政府でも入国管理でもない一般の会社である」とウェブに書かれていました。なので他にも同様のサービスの会社があるかと思います。(日本大使館の情報に反してこういうウェブサイトに誘導されるということは、認識不足もしくは何かビジネスの香りがしなくもありません…。ビザ取得代行とか、招聘状代行とか、まあ正当なビジネスであるだろうとは思いますが…。)

なんか思っていたより高くつきますが、まあこのくらいのお金で解決できるならまあ良いか…といい方に考えて、一旦チェックインカウンターを離れてiPhoneで手続きを開始します。
私の個人情報やベトナム到着日・ベトナム出発日・今日のフライト情報などを入力し進みます。
次に支払いですが、表示は68ドルとのこと。変な心理ですが220ドルと聞いた後だとなんか得した気分ですw。PayPalのシステム経由の支払いのようですが、それに従ってカードでの支払い処理を進めます。


すると「支払い完了のお知らせメール」や「今手続き中です」みたいなメール(英語)が続々と来ます(手続き完了後数分以内に来ました)。「まだビザについては手続き完了ではないので、引き続き進行状況はメールをチェックしてね」的な内容です。
手続きをしてから10分後くらいにまた英語でメールが来て「今どこにいるか、いつベトナムに到着するか、便名と到着時間、を教えて。あとパスポートの(顔写真のページの)写真を送ってください」とのこと。朝6時にベトナムからそんなにレスポンスの良いメールが来るなんてちょっと驚きです。
質問に対しての返事(英語)と、パスポート写真と念のため搭乗券(あらかじめウェブチェックインして印刷してあったもの)の写真も送りました。
その後数分程度で(本当に内容チェックしたのかというくらいすぐにw)「搭乗用の書類」が送られてきました(政府関連機関ではないのになぜそんなに早いかは不明w)。
なぜかiPhoneで受信したときにメールが化けてしまい添付書類が開けませんでしたが、持っていたiPadの方でメールを見ると添付書類を見ることが出来ました。「特別に1回の滞在ビザをあげます」という感じの内容がベトナム語と英語で書いてある公式書類な感じです。「搭乗手続きに使ったら破棄するように」との指示なので一応書面はここには載せないことにします。
これをエアアジアのチェックインカウンターの人にiPad上で見せると、ついに搭乗手続きを進めてくれました。荷物を預け搭乗券を受け取り無事出国へと進めました。
タイを出国した後は?
その搭乗用書類(なのでビザではない)とメールの内容には「空港到着時にビザを取得する必要がある」と書かれています。また特別処置なので空港で名前を書いたボードを持った職員が待っているのでコンタクトするように、とのことです。
また、メール内容には、支払った68ドルにはビザ発行代は含まれていないと書かれていて「25ドルを現金で払ってください(クレジットカードは使えません)」と書かれていました。
ダナン到着後の手続き
ダナン空港に着きましたが、ゲート付近には私を待っている人はおらず、そのまま入国手続きまで進むとその手前の検疫を超えたところ(入国管理の列の手前)に私の名前を書いた紙を持っている人が待っていました(今思えば、この人はベトナムの入国管理の人ではなくて私が使ったウェブサイトの関係者かも?あきらかに民間のビジネス風な親切な空気がありましたw)。
その人に、
- パスポート
- 写真2枚(日本で撮っていった6×4センチの白背景の証明写真)
- 申請書1枚(念のため日本で書いて持って行っていたもの・2枚ありましたが1枚で良いとのこと)
- 25USドルの手数料
を渡してベンチで待ちました。
その人は目の前にある「VISA on Arrival」の窓口の後ろのドアから入って行きましたが、驚いたことにほんの2〜3分でビザが貼り付けられたパスポートを持ってきてくれました。普通の役所仕事では考えられないスピードでビザ取得完了です。3時間以上前にオンラインで処理しているのであらかじめ準備してくれていたのでしょうか。
その後入国手続を無事通り抜け、荷物を受け取り空港を出ました。着陸してから15分くらいで外に出られた感じです。前回は入国手続きが混んでいたので通過に時間がかかりましたが、今日は普通の外人用入国審査ブースも数人しか並んでいなかったのと、私は普通の外人用ではない4番のブースを通って良い(アライバルビザ取得時はこのブースを使用するよう)とのことで誰も待っていませんでした。
このビザを空港で処理してくれた人に、30日以内に複数回ベトナムに入るにはどうしたらよかったのか聞いてみましたが、日本で出発前に「マルチプルビザ」をウェブから申請して取得しておくのがよかった、とのことでした。はい、もし次回また機会があればそうしたいと思いますw。
ただ、情報によるとこの「30日以内の再入国の際には…」の規制は、2020年7月には廃止されるそうです。なので将来的には私のようなケースはもう起こらないかと思いますが、参考まで書き残しておきます。何かの参考になれば幸いです。



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